こんにちは!前回は認知症を患った場合にできなくなること、リスクの部分についてお話しさせていただきました。
今回もなぜ終活が必要なのか?についてお話しさせていただきたいと思います。
平成28年に厚生労働省が発表したデータに一人暮らしの高齢者の増加といったものがあるのですが、なぜ問題視されているのかお判りでしょうか?
え?別に一人で住んでるぐらい終活には全く関係ないんじゃないの?と思われる方も多いと思います。
1986年と比較しまして約2倍ぐらいの高齢者が単身で生活しております。
さて、どこが問題なのか?といったお話をしてまいります。
親と一緒に住んでいると(2世帯・3世帯)親の様子を逐一把握できます。日常会話で相続の話まではできないにしろ様々な雑談から将来どうしてほしいだとか、これが好物だとか、希望を聞くことができます。
さらに今の時世葬式・お墓が多様化しています。
一昔前の一般的なお葬式(以後一般葬)も全体の比率から見ると6割を下回っております。
首都圏では家族と親しい人だけで行う家族葬が主流になってきているそうです。
他にも、遺骨を海にまく『海洋散骨』(私の母親はコレを希望しています)そして宇宙葬といったものも出てきています。
個人の『想い』にそった葬儀を執り行うのも親孝行の一つではないのでしょうか?